『幸せの列車』に載せられた少年 / 映画鑑賞記

第二次大戦終了直後、イタリアでこんな社会事業が行われていたとは知らなかった。日本も大戦で壊滅的にやられたがこんな社会事業は無かった。戦争中の疎開にやや近い?

貧苦に翻弄される母とその息子、貧困は親子の愛も割いてしまう?でも、主人公は「幸せの列車」で良かった。中には「不幸せな列車」も数多くあったであろう?日本の戦争時の題材のアニメ『火垂るの墓』を思い出してしまう。

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『幸せの列車』に載せられた少年(原題:Il treno dei bambini)は、第2次世界大戦後のイタリアで、貧しい南部の子供を裕福な北部の家庭へ一時的に避難させる「子供列車」事業を基にした物語です。母の愛と貧困のはざまで揺れる、7歳の少年アメリゴの葛藤を描いた実話に基づく作品です。

河出書房新社河出書房新社 +2
主なポイント
  • 歴史的背景: 1940年代後半、貧困にあえぐイタリア南部から、生活環境の良い北部へ子供たちを列車で運ぶ、実在した社会活動。
  • ストーリー: ナポリの貧しい家庭で育った7歳のアメリゴが、母の願いにより北部の家庭に預けられ、新しい生活や愛、そして故郷への思いに引き裂かれそうになる。
  • 作品: ヴィオラ・アルドーネによる小説(邦題:「幸せの列車」に乗せられた少年)や、2024年公開の映画(監督:クリスチナ・コメンチーニ)が存在。
  • テーマ: 貧困、親子関係、母の愛、アイデンティティの揺らぎ、そして本当の「幸せ」とは何かを描く。
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この物語は、生きるために子供を手放さなければならなかった母親の苦渋の決断と、その真意を理解できず「捨てられた」と感じる子供の心を繊細に描写し、多くの読者や観客の心を打っています。
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